コードってどうやってできてるの?1つのキーの中にある7つのダイアトニックコード達の解説【動画付き】

スクリーンショット 2017-05-01 0.57.11

ギタリストの八田太陽です!

今回はギターにおけるコードについて簡単な解説をしていきます。

座学というか、、「へぇ〜」くらいの知識でもなんとなく理解しておくといざという時に解決が早まったりする機会はあるかもしれません。

こんな経験ありませんか?

「弾き語りコード集」みたいな分厚い本を購入して末尾にある「コード早見表」を見ながら弾き語りしたい楽曲とコード早見表を照らし合わせて形で覚えていくと「コードって無数にありすぎて覚えきれない。。」っというイメージになってしまった。。

僕はそうでした。逆にあのコード早見表を見ながら何曲も演奏できる友達を見て「凄いな。。」っと劣等感持ってしまったりした経験あるんです。

なので今回は実はコードは凄くシンプルなんだという事を知ってほしいと思いまして、、とはいえ逆に混乱させてしまう可能性もあるので少し恐れ多いのですが、、

コードは4つの押さえ方ができれば歌モノの楽曲であれば7割演奏できてしまったりします。コードは何百とある、、っと思うより「4つの押さえ方が出来ればなんでも演奏できるんだ」と思えた方が多分楽しいんじゃないかとw

それではコードの成り立ちについて解説してみます。

まずは基本のドレミファソラシド!

※前提として今回はキーが「C」という事で解説しています。

小学校なんかで習う音楽の「ドレミファソラシド」ってありますよね。

基本中の基本の音階で「メジャースケール」という名前が付いています。

「メジャー」は明るい、「スケール」は音階の事を言います。

コードというのはこのメジャースケールの7つの音を使って一塊のグループを作ってあげる所から始めます。

一つの「キー」に対して音は7つあります。

ちなみにキーが変わるという事は「転調」する事になるためキーが変わらない限りは7つの音が全てだと考えて下さい。

7つの音とは「ド•レ•ミ•ファ•ソ•ラ•シ」の7つの音の事です。

音楽的にはこの7つの音は「C•D•E•F•G•A•B」という名前になります。

スクリーンショット 2017-04-30 23.41.06

5線譜におけるコードの作り方について

次にメジャースケールの7つの音を使って一つの塊、コードを作ってみましょう。

こんなルールで作って見て下さい。

「始まりの音から1つ飛ばしで塊を作る」です。

音楽の授業でよく目にする5線譜というのがありますよね。5線譜で当てはめてみましょう。

スクリーンショット 2017-04-30 23.54.07

あぁ、、5線譜になった瞬間見るのが辛くなってきましたw

とにもかくにもこれが5線譜における「ドレミファソラシド」の場所になります。

それでは次に「始まりの音」を決めましょう。

最初なんで一番下にある「ド=C」を「始まりの音」とします。

「ド=C」から1つ飛ばしで音を繋いでいきます。

スクリーンショット 2017-05-01 0.42.23

そうすると「ド•ミ•ソ•シ」というグループができます。これは「Cから始まるグループ」として1つ抑えておきましょう。

続けて今度は「レ=D」から始め1つ飛ばしで音を繋いでいきましょう。

スクリーンショット 2017-05-01 0.46.10

そうすると「レファラド」というグループができますね。そしたらこの塊は「Dから始まるグループ」として抑えておきましょう。

このノリで始まりの音をひとつずつずらしていきその都度1つ飛ばしで繋いでみましょう、7つの音全部です。

スクリーンショット 2017-05-01 0.57.11

そうすると7つの塊ができました。

目がチカチカしますね汗

さて次に5線譜から離れ今度は実際のギターの指盤を見てみましょう。

7つの塊をギターの指盤にある音に当てはめてみる。

今回は「レギュラーチューニング」という一番スタンダードなチューニングで考えます。

レギュラーチューニングの場合のギターの指盤上にある「ドレミファソラシド」を表してみました。

スクリーンショット 2017-05-01 1.19.55

非常に辛いですね。。

たった7つの音なんですがギターの指盤上ではこんなに沢山の場所にドレミファソラシの音がちりばめられています。

こんなに音が沢山あるとどうしたらイイのか分からないので一つルールを決めます。

始まりの音は5,6弦にあるドレミファソラシに絞る

5線譜の時に「始まりの音」という1つ目の音がありました。この「始まりの音」は5,6弦のみに絞ります。

スクリーンショット 2017-05-01 1.27.52

そして「始まりの音」は正式名称で「Root(ルート)」と言います。

ちょっと見づらいので5弦のみに絞ってみましょう。

スクリーンショット 2017-05-01 1.29.07

ちょっと見やすくなりましたかね。

それでは一つ例にCから始まるグループ「ドミソシ」を5弦3フレットの「C=ド」からスタートし付近にある残りの「ミ•ソ•シ」を探してみましょう。

ちなみに「ドミソシ」なので「C•E•G•B」です。

スクリーンショット 2017-05-01 1.35.04

付近にある音を赤文字にしてみました。ルールとしては「始まりの音であるルートは必ず5弦にある音とし、その付近にある残りの音を探す。順番に探さなくてイイ、あくまで近くにあるかどうかで探る」です。

その中で今度は左手の指で同時に抑える事が可能な形を探ってみます。

それを線で繋いでみました。

スクリーンショット 2017-05-01 1.43.23

こんな形のグループが出来ました。

このノリで他の6つのグループを「始まりの音であるルートは必ず5弦にある音とし、その付近にある残りの音を探す。順番に探さなくてイイ、あくまで近くにあるかどうかで探る」というルールに沿って探っていくと指盤上では以下のような形になります。

スクリーンショット 2017-05-01 1.56.13

はい、大分辛い絵図になってしまいましたっw

実はこの7つのグループは「C」というキーの中で使用できる「コード」なんです。

「C」というキーの中には7つのコードが存在していて普通に楽曲を作るならこの7つのコードで作ります。

さらに面白いのが7つのコードの中には全く同じ形がいくつかあるんです。

重複しないコードだけ抜き取ってみるとなんと全部で4種類しかないんです。

つまり、、4種類のコードの形さえ覚えてしまえば大概の楽曲に出てくるコードを抑える事ができてしまうのです!

そして世の中の楽曲でロックだろうが、ポップスだろうがラップだろうがR&Bであろうが、転調しない限りはその楽曲の「キー」に基づく「7つのコード」はまったく同じルールで存在し、重複しないコードの形は4つしか無い。そう、、並行移動でずれるだけ。

「???」っとなるかもしれませんがだまされたと思ってまずはこの4つのコードの形を是非覚えてみて下さい。

たった4つのコードです。

5弦ルートのメジャーセブン

c-major7

一つ目のコードは「メジャーセブン」というコードです。

さきほどのRoot(始まりの音)は色々なキーで場所が変わるんですが抑える配置場所はどこがRootでも上記の形です。

「Cメジャーセブン」であれば

スクリーンショット 2017-05-07 18.54.43

5弦3フレットがRootで上記の形。

「Dメジャーセブン」であれば

スクリーンショット 2017-05-07 18.56.23

5弦5フレットがRootで始まる上記の形になります。

Rootが変わってもコードの抑え方は変わりません。

響きは明るい響きをしています。

5弦ルートのマイナーセブン

続けて「マイナーセブン」です。

スクリーンショット 2017-05-07 18.59.35

これもメジャーセブン同様5弦がRoot(始まりの音)の場合はどこがルートでも上記の形で決まりです。

小指で抑える箇所は薬指でもOKです。薬指だと空いた小指で小技が出来たり、小指で抑えるとしっかりコード抑えられたり。

この辺りは臨機応変に。響きは暗い響きをしています。

おそらく僕はこのマイナーセブンをもっとも使いますね。好みなんでしょうね。

5弦ルートのセブンス

スクリーンショット 2017-05-07 19.05.57

セブンスコードはJAZZなんかでは起点になるコードだったり、ブルースではおなじみのコードです。

響き的には、、明るさと暗さが混じったような、ブルースコードなんて呼ばれていたりもします。

5弦ルートマイナーセブンフラットファイブ

最後は「マイナーセブンフラットファイブ」というコードです。

響き的には「あやしい」響きが特徴です。

このコードは通常だと使いづらいのですが効果的に使うと強力です。何のこっちゃですね汗

スクリーンショット 2017-05-07 19.10.43

Cがキーの時の7つのコードたち

キーがCの時に現れる7つのコードに名前を付けると下記になります。

スクリーンショット 2017-05-07 19.18.41

キーというのが説明を難しくさせるんですが仮にキーが「D」だった場合は上記の1つめの起点となるコード「Cメジャーセブン」が「Dメジャーセブン」となり全てのコード達はそのままの形でDを始まりとして平行移動します。

混乱するとあれなのですが「キーがどんなに変わっても上記のコード達が形を変える事無くそのまま平行移動するだけ」っと覚えておいて下さい。無数にでてくるコード達はキーが変わった時にRoot音が変わりコード名が変わりますが実際は平行移動するだけに過ぎず抑え方が変わる事がないんです。

つまり4パターンのコードが抑えられちゃえば大体の曲は弾けちゃうんです。

う〜ん、、分かりやすい説明になっているのか不安です。。。

実際に弾いてみた

それでは上記出てくる4つのコード達を実際弾いてみました。

ダイアトニックコードについて

今回解説したコード達は「ダイアトニックコード」と呼ばれるコードです。

4和音のコードになります。

それと、今回は「5弦」を起点にしたRootから始まるコードたちだったんですが「6弦がRoot」の4つの抑え方も存在します。

後出しになっちゃいましたが5弦ルートと6弦ルートの4つのコードを網羅できればギターを縦横無尽に駆け巡る事が可能になります。

さらに、よく弾き語りなどで使われるコード達は「オープンコード」とか「スリーコード」と呼ばれるコードで3和音のコードが殆どです。

4和音のコードの方が抑える音が一つ多くなるため抑えるのも難しくなりますが逆に4和音のコードを抑える事が出来るようになってしまうとオープンコードでよく使われる3和音のコードはかなり容易に感じるはずです。

且つ、4和音のコードはJazzやボサノバというジャンルの音楽の基本コードで入り口だったりします。

「Jazzっぽいコードのポップスを作りたい」とか

「ボサノバ調のポップスが弾きたい」とか

歌物であってもダイアトニックコードは大活躍するはずです。

次回は6弦ルートのコード4つの形と、つづけて

実践的なコードの使い方など解説していくつもりです。

っというわけで今回は5弦ルートの7つのダイアトニックコードについて解説しました!

 

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

八田 太陽

アコースティックユニットparanoaのギタリスト。 都内でギターレッスンを開講しており初心者にも優しい、分かりやすいレッスンは定評がある。その他アーティストサポート、プロデュースなど幅広く活動中!