エレガット ASUTURIAS 「レコーディングローズ」の音響システムを検証してみた!

次回のライブも近いという事で今回はギターの音色作りのシステムをどの方向でいくのか色々と検証してみました!

一つ期待していた方法を次回導入しようと考えていて、今までの形とどれくらい音に違いがあるのか知りたかったんです。

今まではガットギターを直でDIで繋いでPAさんとやり取りしながらローカットしたりいらない帯域を削ったりしていました。

でもリハーサルの時間は短いし細かな部分はリハーサルの中だけでやりきるのは難しいです。

それに細かな周波数を叩いたりするのはライブハウス側のシステムに依存する事になるためそもそも出来ないっとかもあります。

ライブハウスごとに音が安定しないのは自分の仕事に手を抜いているのと同じ、自分の音は自分で作らないといけません。

っという訳で考察と検証を進めています。

使用ギターはASUTURIAS 「レコーディングローズ」

img_1249

アストリアスのレコーディングローズが今回検証に使うギターです。

最近のメインギターなんですがなかなか使いこなしきれていない感満載です笑

エレガットなのに生鳴りが非常によくこの生鳴りの良さでついつい弾きたくなっちゃうギターです。

今まで生鳴りの良さでギターを選んでこなかったので自分としては新しい感覚です。

目指したい音色はナチュラルさ

やっぱりエレガットとはいえガットギターのふくよかで柔らかい音色を目指したい!

最終的にはコンデンサーマイクで拾ってもらうのが一番イイ音なんでしょうけど。。

一番嫌なのがピエゾの音。

カスッカスでガットギターのふくよかさが全く無くなってしまうあのピエゾ臭さを解消したいんですよね〜

あとは今までのハイファイな音色作りはNG。ここはらんちゃんの要望です。

太く、丸い音色が今回目指したい音色です。つまりはあまり脚色しない原色の音を基準にする感じ。

今までの環境

今までは「エレガット」→「DI」→「PA」というどシンプルなセッティングでした。

DIからPA卓にへの接続図
このセッティング方法だとピエゾ臭さも消える事無く、、、、

ただライブハウスによってはスピーカーさえ良ければピエゾ臭は緩和される印象でした。

完全に場所依存です。これでは音色に安定感がありませんよね。

検証してみたいこと

僕の所持しているJAZZギター「Guild – X-700」をライブで使用する際の環境をそのまま「レコーディングローズ」にあてはめてはどうだろう?っと考えました。

mac_logic_system

MacのLogicを介して出力する、これだとこちらで細かなEQもできるしリバーブもできる、オーディオインターフェースもRMEのFireFaceなのでマイクプリアンプ内蔵の端子から出力すればエレガットの暖かみも失われない、、はず。。

問題はアナログな音色がデジタルな音色に変わるのでナチュラルさを求める上で狙った音色になってくれるのか、という部分です。

おそらくこの方法が一番詳細な音色作りをする最前の方法だと思うんですが。

検証結果を動画で撮影してみました

っというわけで試してみました。今回はスピーカー代わりに所持しているアンプの「Coda-R」をスピーカー代わりにしました。

img_1250

カフェライブで使うのも念頭においてどうなのかなという所です。

動画撮ってみました〜

生音で聴いた時と随分違う音になっていますが。。

検証からの考察

なんの補正もしない状態でオーディオインターフェースを介して出力した音をスピーカーで出してみたんですが、この時点でもう音のキャラクターが随分変わってしまっていました。エアー感は完全に消えてしまった印象です。

思っていた結果とちょっと違っていましたね、う〜む。。

でも悪いというわけではないです。歌と合わせた時、お客さんがいる時で生鳴りのふくよかさとかって吸われちゃうし生音というのは音が強くないので結果カスカスに聴こえたりしてしまうもの。

であればふくよかさ、ナチュラルさではなく音色は少し固くコンプで音圧を上げ音色のキャラクターをこちらで強めてあげる方が良い結果に繋がるかもしれません。う〜ん難しい。Mac作戦も無しではないかな〜。たまにやる大きなライブならイイんですがコンスタントに行うカフェライブとか毎回セッティングするの考えるとあまりイイ方法じゃないかなぁ〜

今回の検証から次に考えるべきは以下3点です。

1.エアー感は捨ててMacで安定感のある音色を作る

2.プリアンプを試す。

3.ピックアップを変える。

この中の2番については検証したい機種があるんですよね。

それがアコースティックアンプでは有名な「AER」のプリアンプ「Dual Mix 2」です。

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アコースティックアンプの「Bingo」は名器のようです。実際楽器屋さんで試奏した事もあります。

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音は固めなんですがナチュラルな音色のアンプで原音の良さをよく引き出してくれるアンプです。

音が固めなのもライブ時などで音抜けを良くするためのセッティングなんだとか。ただこの固さが気になって結局購入までにはいたらなかった記憶があります。でも良いアンプなのは間違いない!

Dual Mix 2はレビューを見ても非常に好評のようでピエゾ臭さは思ったほど軽減されないようなんですがリバーブも付いてるようだし取り回しは非常に良さそうです、気になりますね。FishmanのAura Spectrum DIと引き比べがしてみたいです!

fishman_proaurspca

これは次に検証するとして次に前から気になっているのがピエゾのピックアップ自体を変える方法です。

今内蔵されているピックアップはL.R. Baggsの「Element」っていうピックアップです。

気になっているのが同じL.R. Baggs社の「ANTHEM SL Classical」というピックアップ。

anthem

なんでもピエゾとコンデンサーマイクをミックスできるという「デュアルシステム」というものらしいです。

コンデンサーマイクは音量を上げるとハウりやすくなり、ピエゾはエアー感ゼロ。

この奏法のメリットデメリットを環境に応じてブレンド具合をいじれるんだとか!!

めちゃめちゃ気になる!!

まとめ

現時点で最前なんじゃないかと思うのはピックアップをANTHEM SL Classicalに変えピエゾ臭さを緩和してDual Mix 2のプリアンプで音色作りをする。。。

うん!!

お金がかかって仕方がありませんねww

まだ試していないのでなんとも言えませんがまずはプリアンプから試してみようかと思います!

こういうのは楽しすぎますね♪

また進捗あったらブログに書きます!!

パラノア(paranoa)ミニアルバムTorologue(トロローグ)

Torologue

「Torologue(トロローグ)」とは、 自分の本当の気持ちや思いを吐き出す「吐露」と 俳優が1人でセリフを語る舞台技法「モノローグ」 を掛け合わせた造語です。 普段口に出しにくいことや、 きれいごとでは語りきれない大人の本音を 吐露して詰めこんだアルバムです。

収録曲
1.動けカラダ
2.ひとり時間
3.夜のち朝
4.知らない
5.電子レンジ
6.バナナジュース

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