今回は僕の大好きなミュージシャン、レニークラヴィッツの「Rock and Roll is Dead」のメインリフに挑戦してみました!レニークラヴィッツはレコーディングの際すべての楽器を自ら演奏する事のできるマルチプレイヤーです。なによりカッコいいのは骨太なロックを都会的に聴かせてくれるスタイリッシュさにあるんじゃないでしょうか。そしてギターリフのインパクトも強烈!ギターリフだけで一曲成立してしまうストレートかつシンプルでセンスのイイ楽曲ばかりです。今回はレニークラヴィッツの楽曲の中でももっとも大好きな楽曲「Rock and Roll is Dead」のメインリフに挑戦してみたいと思います!
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レニークラヴィッツとは
レニークラヴィッツはアメリカのミュージシャンです。調べた所高校生の時にはセッションミュージシャンをやっていて、1989年にデビュー。音楽どっぷりの人生を送ってる方ですね。マルチプレイヤーというのは有名で、一人で全楽器をレコーディングしたりするんだとか。僕がレニークラヴィッツを好きなのは、ヴィンテージな音楽と、最新の流行をうまく混ぜ合わせている印象を楽曲に受けるからです。なんだか「都会派ロックミュージック」を感じます。ロックの要素はもちろん強いんですけどブラックミュージックの影響も色濃くとても「セクシーなロック」というかなんというか。
そんな印象を抱いています。
代表曲は「自由への疾走」
レニークラヴィッツといえば「自由への疾走」のギターリフが有名です。
カッコいいですね~、良いリフを常々考えている僕としてはとても参考になります。個人的には今回の「Rock & Roll is Dead」のギターリフが一番好きです!
『Rock & Roll is Dead』のライブ動画
本人によるライブ演奏です。若かりし頃のレニークラヴィッツ。
ギターリフのインパクトが強烈!
ギターリフだけで一曲成立してしまうストレートかつ強力なギターリフ!かっちょイイ~!!レスポール持って無いけど欲しくなっちゃいますね。ちなみにレニークラヴィッツといったらフライングVが有名です。
シングルコイルとハムバッカー
レニークラヴィッツと言えば「フライングV」と「レスポール」をメインギターとして使用している印象です。この二つのギターは「ハムバッカー」というピックアップを搭載しています。ちょっと話は左遷しますが、ギタリストを大別するとレスポールタイプとストラトタイプに大別されます。今でもそうなのかな?僕が若かりし時はそうでした。僕のエレキギターでのメインギターはFenderストラトキャスターです。レスポールとストラトキャスターの一番大きな違いは形状の他に「ピックアップ」でしょう。
レスポールは「ハムバッカー」
ストラトキャスターは「シングルコイル」

ピックアップというのは簡単に言うと「マイク」の役割です。ギターの弦振動を集音してくれるマイクなんですがこのピックアップの性能、特徴はギターの音色を大きく左右します。
シングルコイルピックアップは細く煌びやかなトーンが特徴です。
ハムバッカーは構造的にはシングルコイルP.Uを二つ並べて一つにまとめた形状をしています。
コイルが2つなので単純計算で出力はシングルコイルの倍ほどあります。今回のメインリフでも出力の強いハムバッカーが搭載されているギターの方がより近いニュアンスが出せると思います。
Rock and Roll is Deadのメインリフを弾いてみた!
前置きが長くなりましたが本人の演奏を何度も見ながらまるっとコピーしてみた動画がこちら!
どうでしょうか?個人的には近いニュアンスで表現できたんじゃないかなと。ちなみにメインギターのストラトキャスターで演奏しました。本当はレスポールとかで演奏したかったんですけど所持してないので。。w
ギターリフの考察
何度も動画を研究してみてわかった事なんですが
まず
ダウンピッキング(上から下にピッキング)、
アップピッキング(下から上にピッキング)
本来この二つのピッキングで出音、用途は違います、ダウンピッキングは強調したい部分、拍の頭。
そしてアップピッキングは裏拍から入りたい時に使ったりします。Rock & Roll is Deadでのレニーの演奏ではわかり易くその特性を生かしたピッキングパターンでした。一番最初に弾く三つの音6弦の3フレット、4フレット、5フレットはダウン、ダウン、ダウンと、一番インパクトが欲しくてズンっと来る部分はダウンピッキングでおらおら弾いてます。
その後来る5弦3フレットでは裏を強調させたいのでアップピッキングでした。単純なリフだから一音一音こだわってチョイスしているのがわかります。
タブ譜を簡単に作ってみた

タブ譜で「D」と表記してある部分はダウンピッキング、
「U」と表記してある部分はアップピッキングです、参考にしてみてください。
っぽく弾くためのポイント!
全力で演奏する事!
ロックですからね、とにかく全力演奏しましょう。
アンプをイイ音で鳴らすにはパワフルなピッキングが必須なんです、弦を切る勢いでガシガシ弾きましょう!
ピックはハードを使いましょう!
ピックはハードでイイでしょう。
僕はあまりハードめのピックを使わないんですが、強くコシのあるピッキングをするならハードなピックが一番合います。
アンプのGainで自然なオーバードライブ!
アンプのゲインを上げ目(マーシャルであればGainはMaxで)にして演奏するとぽくなります。ナチュラルなオーバードライブで是非本人の出音の近づけてみてください。
まとめ
難しい事は考えず思いっきり弾くのが吉です笑
楽器屋さんでの試奏の際にもネタフレーズとしてもカッコいいリフだと思います。
是非チャレンジしてみて下さいね!