【生徒さん演奏】 ジャズスタンダード Blue Bossa

ギタリスト八田太陽です!
今回はJazzスタンダードナンバー「Blue Bossa」を生徒さんとスタジオライブしました!
和気あいあいとした中で行われた撮影が映像からも伝わってくるんじゃないでしょうか!

スタジオライブ演奏動画はこちら

Blue Bossa

Blue Bossaは僕にとってとても懐かしい楽曲です。
Blue Bossaで演奏されるコードは「ダイアトニックコード」と言われるコードで構成されているんですが若かりし頃苦戦しまくりました。生徒さんのSさんは2~3ヶ月でマスターしてしまったので僕的に脅威的でしたw

懐かしき音楽学校時代の課題曲

僕が長野から上京し音楽の専門学校に通っていた時の課題曲のひとつでした。
当時「ダイアトニックコード」と言われる4和音のコードを生まれて初めて教わりました。
それまでず~っとロックばかりやっていたので無理もないんですが全然弾けない。。
僕のギターの弾き始めは自分の好きなロックバンドのコピーからでした。ロックで必要なテクニックは「ミュートバッキング」「パワーコード」「ペンタトニックスケール」「オープンコード」辺りかなと思うんですが、実はほとんど3和音のコードで出来上がっている楽曲を弾いているんです。
そんな状態で改めて4和音の運指を教わりいきなり押さえられるものではないと思います。
僕も例にもれず全く弾けず。。

覚えたきっかけは「ツボ」だった事

そんな時にBlue Bossaを課題曲として取り組むことになったんですがコードの流れがですね。。
僕の「ツボ」でした。
Jazz的な解釈でいうとマイナーとメジャーの「2-5-1」という王道の進行と「転調」が1クールの中でバランス良く配置されています。当時から「暗い楽曲」が好きだった僕はこの「マイナー2-5-1」の進行をお気に召したようでww
必死で練習していくうちに「ダイアトニックコード」もツルっと押さえられるようになっていました。

他ジャンルにはヒントがある!

僕は元々ロックしか聞かないヤングキッズだったんですがどんなジャンルだろうと自分の「琴線」に触れる曲やアレンジというのがあるんですよね。この楽曲を知った事で自分にとって興味の薄いジャンルの音楽でもカッコイイ音楽はあるし発見もあるというのを体感しました。それからはむしろ自分が聴かないジャンルをあえて聴くようになりました。

例えばUKロックのアレンジや音色をJazzに持ってくる、とかテンポの速いアップテンポなロックナンバーにドジャズのフレーズ入れてみたりとかあまりない他ジャンルの掛け合わせが面白いアレンジを生み出すと思っています。編曲・作曲の幅を広げるためにも色々なジャンルの音楽を聴くようにしています。

まとめ

Blue Bossaはマイナーの2-5-1とメジャーの2-5-1がどっちも出てきますし転調もします。
Jazzでよく使われるコードの形が全部出てくるので個人的にはこれ一曲しっかり弾ければけっこう何でも弾けるようになる、そんな良曲だなと感じてます。レッスンでも次のステップに進む生徒さんには提案する楽曲の一つです。
詳しい解説はこのブログでそのうち紹介しますね!
今回はSさんとジャズスタンダードナンバー「Blue Bossa」の演奏動画をお届けしました!

パラノア(paranoa)ミニアルバムTorologue(トロローグ)

Torologue

「Torologue(トロローグ)」とは、 自分の本当の気持ちや思いを吐き出す「吐露」と 俳優が1人でセリフを語る舞台技法「モノローグ」 を掛け合わせた造語です。 普段口に出しにくいことや、 きれいごとでは語りきれない大人の本音を 吐露して詰めこんだアルバムです。

収録曲
1.動けカラダ
2.ひとり時間
3.夜のち朝
4.知らない
5.電子レンジ
6.バナナジュース

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