こんにちは!
ギタリストの八田太陽です。
最初にギターを構えてから覚えるべき事に
・弦の数え方
・フレットの数え方
というのがあります。
まずは基本という事で弦の数え方から始めてみましょう!
フレットの数え方については以下の記事で解説しています。
ギター弦の数え方
フレットの数え方ですがこれは以下の画像の通りです。
自分の目線からギターを構えて見た時に一番上に来る弦が「6弦」、一番下に来る弦が「1弦」となります。
そして1弦が一番細く6弦が一番細いです。
1弦⇨2弦⇨3弦⇨4弦⇨5弦⇨6弦と徐々に弦が太くなっていきます。
弦の役割
ギターでは、ッというか僕自身の概念なんですが弦にはそれぞれ役割があります。
その役割の中でも大きく分けて2パターンに大別されます。
4、5、6弦はルート
「ルート」というのは一概には言えませんが「そのコードの中で一番低い音」と考えてもらってイイと思います。
「一番低い」という事は太い弦の方が低い音が出るため必然的に4・5・6弦、とりわけ6・5弦はルートとして使う事が多いんです。
色々なコードがある中で「C」とか「E」とか英語表記でコードを表したりしますよね。
この「C」とか「E」というのは音階である「ドレミファソラシド」を表しています。
音楽の業界では「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」⇨「C・D・E・F・G・A・B」と読みます。
例えば「E」というコードは
「ルート(一番低い音)がE(ミ)から始まるコード」という意味になります。
ちょっと分かりづらいかもしれませんがコードという一つの固まりの中で一番低い音を定義する場所が主に5弦と6弦になるんです。
4弦もルートになる事が比較的多いです。
6弦ルートのE
5弦ルートのE
4弦ルートのE
コードって「形」で覚えたりするものなんですが分解すると「音階をグループ化した」という表現があってるんじゃないでしょか。
とても大事な役割なんです。
1、2、3弦はメロディー
1・2・3弦は細く高い音が出ます。なので主線のメロディーや目立つリフに最適です。
また細いという事は太い弦に比べて「しなり」がきくためギター特有のテクニックである「チョーキング」や「ヴィヴラート」もしやすい、つまり「歌わせやすい」んです。
3、4弦は中間の位置関係
5・6弦はルートとしての役割り、
1・2弦はメロディーの役割り、
そして3・4弦は中間に位置する弦なのでルートとメロディーの間のような役割です。4弦はルートとして使う事もありますし3弦はメロディを弾くうえでスタートラインになりやすい弦なのかなと思います。
こんな風に覚えると弦の数え方もすんなり覚えられるんじゃないでしょうか?
まとめ
まずは基本中の基本という事でギターの数え方について解説しました。
フレットの数え方と合わせてギターを弾く前に覚えておくとスムーズかもしれません。
今回は弦の数え方についての解説でした!
フレットの数え方については以下の記事で解説しています。
フレットの数え方と合わせて是非覚えましょう!