こんにちは、八田太陽です!
今回はStingの名曲Shape Of My Heartのメインリフの解説をします。
Sting は、イギリス・ニューキャッスル出身のミュージシャンであり、様々な社会活動を行っていることでも有名です。
1984年まで人気ロックバンド The Police(ポリス)のベーシスト兼ヴォーカルとして活躍していましたが、1985年からソロ活動を開始しました。
この楽曲Shape Of My Heartは、リュック・ベッソン監督による1994年の映画 Léon(レオン)のエンディング曲に使用されご存知の方も多いんじゃないかと思います。
ギターアルペジオの旋律が美しい楽曲ですよね。この印象的なアルペジオリフ、当時は「なんだこの素敵なギターは。。」なんて若いなりに衝撃的だったのを今でも覚えています。
今回コピーしてみる事で自分の思い出の中にあった旋律を自分なりに手に入れる事ができたような感覚があります。
Contents
Shape Of My Heartメインリフの演奏動画
まずは本人の演奏を見ながらコピーしたメインリフの演奏動画をご覧ください!
両手の動きが分かるようスローバージョンも収録してますので是非ご参考にしてください!
コピーしてみた第一印象
このリフを演奏するにあたって大事なポイントです。
流れるようなアルペジオなんですが実は「コードのブロック」で綺麗に切り分けられています。
一つ一つの音を追いかけるのではなく一塊のコードを順番に押さえていく、そんなイメージです。
こういうの「コードアルペジオ」なんて言ったりします。
有名なリフから教わる事
コードアルペジオをこれだけ印象的に聴かせかせられるというのは凄いです。
印象的に聴かせるために丁寧に一つ一つ印象的に響くトーンを選んでますね。
コードってある程度定型があります。その場所で使えるコードトーンは様々なんですがいくつもあるので取りあえずはこの響きで、と定型のコードフォームを選択しがちなんですよね。
それやっちゃうとShape Of My Heartのような印象的なコードアルペジオにはなりません。
一つ一つの音にこだわるとこんな印象的になるんだなと教わりました。作曲する時は定型に捉われないようにしたいです。
弾き方のコツ
タブ譜面におこしてみました。
タブ譜はこちら
左手のポイント
対応するコードの形も表記してあるので動画と合わせて参考にしてみてください。
小節の終わりの最後の音、タブ譜の矢印で表記してある場所なんですが、、
矢印の場所を弾く前に次に来るコードフォームにチェンジしてください。
タブ譜1行目を抜き取ってみましょう。
一番最初のコードフォームのブロック、左手の運指は
上記画像の形になります。
これをタブ譜に沿って2弦→5弦→4弦→3弦と弾きます。
そこまで弾くとタブ譜上ではここまで弾きました。
次の音を弾く前に次に来るコードフォームにチェンジします。
コードチェンジしてからタブ譜上では下画像の場所まで弾きます。
そしてまた次のフォームにチェンジ。
同じ流れでタブ譜ではここまで弾きます。
最後に下画像のフォームにチェンジし、
タブ譜ではこの部分まで弾きます。
基本的にはこの流れで演奏していけばOKです。
切れ間の部分のコードチェンジがスムーズに行えれば音が切れることなく綺麗に演奏できるはずです。
動画の動きと照らし合わせて確認しながら演奏してみてください。
右手のポイント
右手の弦を弾く指はだいたい決まっています。
まずは演奏前に親指は5弦か6弦、4弦を人差し指、3弦を中指、2弦を薬指と弦の上に指を置いてみてください。
その位置に弾くべき音が来たら対応している指で弦をはじきます。
力は入れず指を曲げたら弦に当たった、、みたいな力の入れ具合でイイです。
けっしてしっかり音を出そうとしないでください。最初は生音が聞こえないくらいの出音がGoodです。
練習方法
とにかく慣れが大事だと思います。
練習のコツはスローテンポの練習です。
弾けない部分でも弾ける超々スローなテンポで最後まで譜面を見ないで弾けたら、早くしていくのは簡単です。
逆に弾ける部分に合わせたテンポで練習してしまうと弾けない部分は当然弾けないままなのでなかなか上達しません。「超スローなテンポでスムーズに弾ける」を目指してみてください。
規則的にコードチェンジして演奏する必要はあるかもしれませんが慣れれば難しくはないのでぜひチャレンジしてみてください!
まとめ
実はこの動画、僕が上げている動画では特に人気なんですよ。
海外の方も良くみてくれているようです。
それだけ世界的に有名で弾きたい人がたくさんのいるのかもしれませんね。
というわけで、今回はStingの名曲【Shape Of My Heart】の伴奏リフの解説でした!