長年ギターを弾いていて上達する方法なんて一つしかないと思っている

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パラノアのギタリスト八田太陽です。

ギターが上達する方法ってなんだと思いますか?

ひたすら練習する?

メトロノームを使う?

僕のギターレッスンでは全ての生徒さんに口が酸っぱくなるくらい伝えているんですが僕の中ではギターが上達する方法は一つしかないと思っています。

それは「超遅く弾く事」です。

超遅く練習するって意外とめんどくさい?

え?それだけ?って思うかもしれませんがはっきり言ってこれを正しく認識し正しく練習されてる方は非常に少ないと思っています。

理由は簡単で「つまらない」から「弾けるまで遠い気がする」からだと思います。

なのできっと「苦痛」な分類に入ってしまう練習方なんだと思います。

レッスンでは上達を体感していただければと思い新しいフレーズなどに取り組む際は僕なりの「上達法」で4〜5分回してみます。

そうすると確かな上達を実感していただける事が多いと僕は感じているんですが、おそらく自宅に帰ってからの練習で少しニュアンスが違ってしまったり、問題点を客観的に判断できない部分もあると思います。

僕はもともとギターがなかなか弾けない人間でした。コツっていうんですかね?

人から見たら弾けてる、弾けてないではなく自分の実感として「弾けてるように思えない」そんな時期が長い事続いたんです。

だから「上達しない」という思いは分かるつもりだしそこは誰より共感できると思っています。

今一度「超遅く練習する」方法を説明したいと思います。

「得意な部分」と「不得意な部分」を洗い出す

まずポイントは何かの楽曲に取り組んだ時に「得意な部分」と「不得意な部分」ってありませんか?

ここは人それぞれだと思うんですけど以外とサラっと弾けちゃう部分ってないですか?

もしあるならそこの部分は「除外」します。

「超遅く練習する」て一曲丸々やったらそれはもうダレますw

フォーカスを当てるべきは「不得意な部分」です。

まず最初に確認するべきはその「不得意な部分」は効率の良い指の運びになっているか、右手のピッキング、ないしはストロークにおかしいところがないか確認するところから再考します。

この部分の成否については判断がつかない部分もあると思いますので是非ご相談ください。

そして一番効率の良い弾き方を理解できたらそこから「超遅く練習する」事をしてみます。

リズムを打ち出すことで「音楽的」に

ここで僕が一番大事にしているのは「リズム」を打ち出す事です。

音楽で一番大事な部分ってなんだと思いますか?「環境音楽」などのリズムのないジャンル以外でいわゆる「歌もの」とか「インスト」とか、一般的に知れ渡っている楽曲って「リズム」が必ずないでしょうか?

僕の中では音楽で一番重要なのって「リズム」だと思うんです。

だからリズムに乗っていない練習は音楽的ではないっとも思っています。

だからメトロノームなどを使って「全然弾けていない不得意な部分でも絶対弾けるテンポ」を探します。

もちろん自分でリズムを出せるならメトロノームはいりません。

※フレーズ、ストロークパターン、コードチェンジなど次に行くべき動作は分かっていることが前提です。「覚える練習」と「弾ける練習」は違い今回はあくまで「弾ける練習」の時用です。

必ず「全然弾けていない不得意な部分でも絶対弾けるテンポ」は存在します。

もしかしたら笑っちゃうくらい遅いかもしれませんがそれが苦手な部分が正しく弾ける「クリアしているテンポ」になります。

そう、実際の曲が「全然弾けていない不得意な部分でも絶対弾けるテンポ」よりはるかに早かったとしても気にしないでください。

むしろ差が大きいほど弾けた時の実感は大きいと思います。

そこからしばらく「全然弾けていない不得意な部分でも絶対弾けるテンポ」で何回か練習してみます。

個人的には「3回連続自分の中で弾けたと思えるテイク」が続いたらやめて良いかなと思います。

そしたら次は「全然弾けていない不得意な部分でも絶対弾けるテンポ」よりも「5bpm」だけテンポを上げてみます。

そしてまた「3回連続自分の中で弾けたと思えるテイク」ができたら終了します、これを順繰り繰り返してみます。

弾けている部分と不得意な部分を繋げて弾いてみる

おそらく、指が慣れてくれば「5bpm」はテンポにもよりますが苦もなく対応できるはずです。しかも「短いフレーズやパターン」であれば正直このフローを4〜5分繰り返しているだけで自分の想像以上に早いテンポで弾けているようになっているはずです!

ある程度繰り返すことでこの状態まで持っていけたら「得意としている部分」と今やっていた「全然弾けていない不得意とする部分」を繋げて練習してみます。

おそらく、弾けませんw

それは得意なフレーズが先なのか後なのか、指の運指が予想できていなかったり「予測」ができていない為です。

これも「全然弾けていない不得意な部分と得意としている部分を繋げても演奏できる」テンポを探してみてください。

これだけです。

これであれば僕の経験だと1日10分の練習でも1週間で劇的に上達すると思います。

もちろん人間の運指の限界に挑戦、とかめちゃめちゃ早いフレーズとか「ハイテクニック」的なアプローチのアレンジメントに取り組む時はこんなに早く上達することは難しいんですがとはいえ練習方法は全く同じです。

これが僕も未だに必ずやる練習方法なんです。

まとめ

必ず「リズム」を打ち出し「全然弾けていない不得意な部分でも演奏できる」テンポを探して数分繰り返す。

僕は今30代ですが20代の時はこのやり方を知らず「全体的に演奏できていない気する」と問題点に気づかずどこを練習したら上達するのか分かりませんでした。

この練習方法を自分で掴んでからの30代はメキメキ上達しました。

昔レコーディングエンジニアに「30代で成長は止まるから20代で練習頑張りなさい」なんて言われましたけど一体どういう根拠で言ったんですかねその人w

この方法実践してみたら絶対短いスパンで上達できはずです!

是非参考にしてください♪

パラノア(paranoa)ミニアルバムTorologue(トロローグ)

Torologue

「Torologue(トロローグ)」とは、 自分の本当の気持ちや思いを吐き出す「吐露」と 俳優が1人でセリフを語る舞台技法「モノローグ」 を掛け合わせた造語です。 普段口に出しにくいことや、 きれいごとでは語りきれない大人の本音を 吐露して詰めこんだアルバムです。

収録曲
1.動けカラダ
2.ひとり時間
3.夜のち朝
4.知らない
5.電子レンジ
6.バナナジュース

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ABOUTこの記事をかいた人

八田 太陽

アコースティックユニットparanoaのギタリスト。 都内でギターレッスンを開講しており初心者にも優しい、分かりやすいレッスンは定評がある。その他アーティストサポート、プロデュースなど幅広く活動中!